鬱をおして、母親の病院に付き添った帰り、「どうせ仕事暇でしょ?」と言われた。
こんばんは。
成田ゆうです。
今日は3日振りに外に出て、母親の抗がん剤の変更の説明の付き添いに行って来ました。
時間にして、4時間くらいかかりましたが
先生に言われた事は、
1.がん細胞は複数が固まって出来ているので、現在の抗がん剤が効かない細胞が活性化していて、結果的に肺に4つあったものが大きくなっている。
2.抗がん剤は4種類あって、1番目のを今やっているがそれでは弱いので、2番目を試す。
3.副作用は脱毛、下痢などがあり一番最初に救急車を呼ぶ事態になった下痢によるカリウム低下で動けなくなる可能性がある。
4.下痢を防ぐのに、漢方やクスリで対処していく。
5.来週から別の抗がん剤を投与する。
と、簡単に結論だけ言えばこんなとこです。
医師は様々な選択肢を提示して、最終的には患者の自己決定を尊重するのですが、
母は何がなんやらわからないので、説明などがあるときは自分が付き添いをし、母親に通訳します。
母は気付いていないか、わからないのか知りませんが、かなり厄介ながん細胞でもはや治すことも、手術もできず対処療法で残りの命を出来るだけ痛みがなく、質の高い生活をするかを重視する状態。
つまり、「治りません」ということが、今日行って分かりました。
3ヶ月前は肺のがん細胞が運良く無くなったら、大元の膀胱がんを手術し、人工膀胱で生活する状態が、現在考えられる最高の治癒状態と言っていました。
母は人工膀胱は絶対嫌だ、と言って混乱していましたが、今日話を聞いた限り、肺に転移したがん細胞は小さくなる所が肥大していたので、手術はできないという判断です。
母にははっきり医師が言わないのは混乱させないためであり、がん再発患者の生活の質を最大限配慮していただけた説明でした。
他にも色々説明はありましたが、省きます。
帰り際にタクシーの中で壊れた冷蔵庫の代わりに買った物が今日出荷して火曜日に届くといったら、「そうしたら、火曜日家にいなくちゃならないね。どうせ暇でしょ?」
と言われました。
流しましたが、自分が2週間事業所に行っていなく、毎日電話やメールが来ていることも、食事を取るという行動が嫌で、残った乾麺を食べ終わったらもう食事を取るという行動をやめようとしてることも知りません。
母親をアパートまで送り、母親宅の食料をスーパーに買い出しに行った帰り、「今日はどんなご馳走食べるの?」と言われて
「ご馳走なんて食べないよ」
と言った自分の今の状態など知らないでしょう。
今日は帰ってから最後のそうめんを食べました。
後は、インスタントラーメンが3つほどです。
母親は気付かないでしょうが、母が死ぬ前に事業所に行かなくなって食事を取る行為を辞めた自分が先に死にたいと思っている、今です。